CMを通して日常で見ることのできる顔

 

CMというのは企業の宣伝です。
宣伝にはお金がかかります。
そして出演する人はその企業のイメージを背負うことになります。
企業のイメージキャラクターになるのです。
普段女優というのはテレビでよく見かける存在というわけではなく、基本作品を通して見る存在です。
いくら有名な人でも自分から見ようとしないと見られません。
映画やドラマをあまり見ない人だと顔も知らない、名前も知らないなんていうこともあるかと思います。
そんな女優が普段テレビで流れているCMに出演することで身近に感じることができます。
出演した人が事件をおこしたりすると、企業が迷惑をこうむるといいますが、たしかにCMでの存在感というのは凄いものです。
CMもまた一種の芸術作品です。
監督がいて、どんな構成にして、どの人を起用するかなど綿密に考えられて作られています。
カメラに撮影されるのは女優の本域です。
普段家庭で流れているCMを通してその人の顔や演技が見られるというのは面白いものです。

女優とCM女優

CM女優ってよく聞きます。
あれは、ドラマに出ている女優とどう違うのでしょう?
私なりに色々と、考えてみました。
頭にCMと付くので、コマーシャルに出ているのは分かります。
女優は、ドラマなどで役を演じる女性の事だと思います。
CM女優は…。
コマーシャルで役を演じる女性、ということになります。
でも女優と分けるのは、なぜでしょう?
コマーシャルは、ほんの数秒しか放送時間がありません。
その一瞬で、かがやく事ができる女優が、CMと区切るのかもしれません。
例えば剛力あやめさん。
篠田まりこさん等も、CM女優でしょうか。
一瞬で、人の心に焼き付く感じがします。
また、笑顔がキレイに思います。
見ていて、嫌な気持ちにならない人です。
女優は誰かになるイメージですが、コマーシャルの女優は、その人を、そのまま見せているように感じます。
普通の女優とは、役割が違うのかもしれません。
演じるのではなく、表現することです。
同じ人で色々なコマーシャルをしていて、ごっちゃにならないのは、表現がうまいんです。